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WEB拍手ありがとうございます。
拙い作品ばかりで申し訳ないのですが……精進します。
今日は天気が良かったのと用事があったので、北大路烏丸まで出てきました。
自転車で堀川から紫明通りを東に向かったのですが、植え込みに沈丁花が植えられていて、すごく気持ちが良かったです。
その帰りに、普段は門が閉まっている茶くれん寺さんの門が開いて、人が大勢集まっていたので、寺の人に何かあるのかと尋ねてみたところ、「団体さんの予約が入って開けています」とのこと。ついてに参拝をお願いしたら、快く承諾を頂きました。
お寺の人とここを観光コースに選んでくれた人に感謝。でもデジカメを持っていなかったのは悔やまれる……。
このお寺、本当の名前は「浄土院」というのですが、通称の「湯たくさん茶くれん寺」の方が有名です。
北野の茶会に向かう途中の秀吉が立ち寄り、住職に茶を所望したのですが、住職は自分の未熟な茶を恥じて、白湯ばかりを出したそうです。それを察した秀吉は、笑って「これからは湯たくさん茶くれん寺と名乗るが良い」と言って立ち去ったことから、そう呼ばれるようになったというエピソードがあります。
非常に小さいお寺ですが、屋根の上に初代楽長次朗作と伝わるの寒山拾得が乗っていたり、ご本尊さんは平安時代後期の作だったりと、おやと思うところが。
ついでに西陣の詳しい散策地図や、通称寺の栞なるものも頂いたので、今度また折りを見て攻めてみようと思います。
それにしても「茶くれん寺」って、他にもいくつかあるのですが……。
出歩いた先で突然お茶を所望するのは、秀吉の癖なんでしょうかね。